その時は突然に、「がん」と闘病した最後 部屋に入ると、その空間は時間が止まっていました。テーブルに置かれていた家族との写真、必要最低限の持ち物で暮らしていた生活。苦しみ抜いた、痛さと戦っていたのかもしれない布団。 ある朝仕事に出かけるため同僚が迎えに来たがいつもだと外に出て待っているがこの時ばかりは出ていなかった。本人の姿も外にはない。コンビニにでも行ったのだろうか・・・ しかし、そう思ったのは同僚で「本人はすでに部屋で一人亡くなっていた」 仕事に遅れてしまうので同僚は会社に連絡をして本人へ何回も連絡をし ...