いざ、遺品整理をご遺族同士で行うケースで悩むのが遺品の分別ではないでしょうか。可燃物・不燃物・形見・粗大ごみ・リサイクル家電など分ける項目は地域ごとで異なっています。
ここでは、遺品の分別についてご説明いたします。
〇遺品の分別でこんなお悩みありませんか?
[char no="10" char="悩み1"]故人と同じ地域に住んでいないから分別方法が違うためわからない[/char]
[char no="11" char="悩み2"]兄弟でそれぞれ残しておく形見が違うから進まない[/char]
[char no="12" char="悩み3"]遠方で決まったゴミ出しの時間や曜日に合わせられない[/char]
〇1-1.なぜ、遺品の分別が必要なのか「必要性」
遺品整理の際には、単体の処分をするのではなく家全体にあるモノを分別する作業となります。そこには、処分するものや友人に譲るモノだったり、遺族が必要なものや不要なものなど大きく分けても4つの作業が出てまいります。
遺品整理の中でも一番時間と労力が掛かるのが分別作業となります。大切な書類などを捨ててしまって再発行の時間が掛かったりするケースがありますので分別はしっかりとした知識と業者が必要になってまいります。
〇1-2.処分するものを分ける
まず、遺品整理を業者に依頼しようと考えている場合には事前準備として処分をするものを分けていく際に、
付箋は100円ショップなどで購入できますので色分けしてあるものを選びそれを使って遺品整理を行っていきます。
例えば、処分するものには黄色い付箋を付けていき、他の必要なものには違う色の付箋を付けるといった感じです。もし、付箋などがない場合は手書きで残すものだけにメモ用紙などに書いて張っておけば大丈夫です。
〇1-3.友人に譲るモノを分ける
故人が生前から親しくしていた友人がいる場合には形見として遺族が必要ない物を譲るようにしましょう。その際には、本当に欲しい物だけを譲るようにしましょう。
〇1-4.遺族が必要なものを分ける
遺品整理の際に、遺族が必要なものは付箋でも目立つ色を付けておくようにしましょう。故人の手続きに必要な書類など、形見としてもっておきたいもの・自分達で使いたいものなど必要なものは目立つ色で分けるようにしましょう。
〇1-5.遺族が不要なものを分ける
まだ、処分するかどうか決まっていない物については違う色で付箋を付けておくようにしましょう。必要かどうか時間を掛けて考えたい場合などに便利です。
〇2-1.分ける作業が整ったら業者にいらいしましょう。
依頼者様で上記の項目が一通り済んだら、遺品整理業者に連絡をして見積りの手配をしましょう。分別が出来ていれば見積もりも時間的に掛かることはありませんし正確なお見積りが提示できますので、「必要か」「必要ではないか」を明確にしておきましょう。
〇2-2.業者の分別はもっと細かい分別です
私たち遺品整理人が行う分別は依頼者様が行う分別よりももっと細かい分別方法となります。なぜならば、循環型社会を意識した分別ですので埋め立て処理ではなく再利用化を念頭に作業しなければなりません。
すべて処分するのはかんたんですが、未使用品などの場合は再利用を施しできるだけ処分することは最後の手段となるように分別をしています。
〇2-3.依頼者様が見ないところまでチェックします
- 衣類のポケットになにも入っていないか
- 収納が隠れた場所にないか
- ユニットバスの天井裏など
〇2-4.洋服のポケットには小銭やメモが入っていることが多い
私たちの分別では、衣類のポケットから現金やメモ書きなどを発見している作業が多々あります。一般的な業者ではできない詳細な分別方法により見つかる確率が上がってきます。
〇2-5.収納が隠れた場所にないかもチェックしています
私たちは、様々な現場を経験してまいりました。そこでは考えられない場所から発見されることがあります。分別が大切なように、捜索も大切なことですのでくまなくチェックすることが遺品整理人としての役割にもなっています。
〇2-6.ユニットバスの天井など
ユニットバス(トイレとバスが一緒になっている)の天井に人が出入りできるような窓があるのですが、たまにそこにモノがある場合があります。気付きにくいので見過ごしてしまうことが多いのですがそこも確認いたします。
さまざまなケースに立ち合い作業を経験しているからこそできる分別
[su_note note_color="#FFFF66" text_color="#333333" radius="3" class=""]遺品整理はご遺族だけで行うこともできますが、「本当に必要なものなのか」などといった基準を明確にすることが困難になることもあります。そして、重要書類や貴重品の捜索などが不十分だったりすれば見逃してしまったりすることもあります。
そのため、遺品整理が必要になった際にはプロの経験が必要になったり時間や労力の軽減にもつながってまいりますので、プロの作業で安心できる遺品整理を行うことが効果的になってまいります。
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