- 発見まで時間が掛かってしまって臭いで近隣に迷惑を掛けている
- 遺品の処理、貴重品捜索、特殊清掃、消毒、原状回復を頼みたい
- 賃貸物件の大家さんに早く清掃するように言われている
- 警察からの入出許可が出たらすぐにやってほしい
- なるべく特殊清掃にかかる費用を安くしてほしい
- 部屋に入れるまでの初期の消毒をしてほしい
- 自分たちでは全部できないから専門業者に依頼したい
特殊清掃は間違えのない選択(業者)をすれば臭いは完全に落とすことができます。
- クリーンサービスの特殊清掃なら仕上がりはこのようになります。
- 完全脱臭までの流れと特殊清掃の道のり
- 自宅死(孤独死)のにおいの発生源を処置して部屋にはいれるようにする
- 工期がどのくらいかかるか臭いを機械で測って目安をつける
- 特殊清掃の前に遺品整理をして遺品を処分する
- 遺体があった場所の特殊清掃を実施する
- 部屋の全体についた臭いを清掃する
- 一箇所ずつ脱臭をしていく
- 脱臭は2~3日ごとにコンディションのチェックと改善にいく
- 脱臭工程の後に臭い戻りがあるかどうかの計測期間を設ける
- 最終的なにおいを機械で計測して環境基準まで下がったことを確認する
- 東京の孤独死の特殊清掃の手順と方法を徹底解説します
- 東京での特殊清掃のご相談からお見積もりまで
- 東京の特殊清掃の作業工程実績
- 床の上で亡くなった特殊清掃
- 床上の洗浄工程
- 床下の洗浄と防臭施工
- 防腐処理
- トイレやお風呂の特殊清掃の事例
- 排水管清掃
- 特殊清掃の施工方法(壁紙洗浄)
- 特殊清掃後の光触媒施工
- 業者選択を間違わないように
- 特殊清掃の流れと遺族ができること
- 作業前後で臭気測定
- 特殊清掃の臭いの見える化
- 東京の特殊清掃の実際の現場の施工例
クリーンサービスの特殊清掃なら仕上がりはこのようになります。
東京を拠点に自宅死(孤独死)の特殊清掃を専門にしているクリーンサービスです。特殊清掃では汚れを落とす薬剤の知識やにおいを脱臭するための機材などが必要となります。
そのため機材を正しく使用しお部屋を元に戻すために知識を使い完全脱臭できる業者は東京でも数社しかございません。お部屋の中で亡くなる場所は一定の場所とは限りませんので、場所によって適切な方法で清掃をできるか修復するための方法などを理解しておくことが専門業者としての専門的知識となります。
多くの業者が特殊清掃を謳っておりますが、その中で完全脱臭まで施工せずに片付けで終了している現実がございますが、それらは特殊片付けであり依頼者の理想になることはあまりなく特殊清掃をしてもらったのに臭い戻りを引き起こし再度専門業者に再依頼をするといったケースが現実でおきています。
特殊清掃業者選びに迷ったら、どのくらい詳しくホームページで作業工程を解説しているか臭いを完全に消臭する技術を持ち合わせているかを確認して依頼するようにしましょう。施工実績やお客様の声は作れてしまいますのでどのように「作業工程実績」を公開しているかを確認したほうが良いと思います。
東京の特殊清掃専門業者として
さまざまなメディアで当社は紹介されました!
完全脱臭までの流れと特殊清掃の道のり
住み慣れた部屋で自宅死(孤独死)をして発見まで日数を要してしまった場合では、体液と臭いがお部屋を占領してしまいます。
身体が腐り体液が体外へ流れ出てしまった場合には、畳やフローリングを貫通して床下まで流れて行ってしまうことがあります、最初の段階では体液は液状なので隙間から下へ下へと流れてしまいます。木造の建物では木の中まで浸透してしまい期間が経過するほどしみ込んでしまいます。一方でコンクリート構造の建物の場合でも発見までの期間が長いほど床下のコンクリートのスラブまで体液が流れてしまい洗浄してしみ込んだ体液を浮かせて除去することが必要になってきます。
- 自宅死(孤独死)のにおいの発生源を処置して部屋にはいれるようにする
- 工期がどのくらいかかるか臭いを機械で測って目安をつける
- 特殊清掃の前に遺品整理をして遺品を処分する
- 遺体があった場所の特殊清掃を実施する
- 部屋の全体についた臭いを清掃する
- 一箇所ずつ脱臭をしていく
- 脱臭は2~3日ごとにコンディションのチェックと改善にいく
- 脱臭工程の後に臭い戻りがあるかどうかの計測期間を設ける
- 最終的なにおいを機械で計測して環境基準まで下がったことを確認する
上記のようにざっと工程を挙げただけでも簡単に完全脱臭ができるわけではないので、自宅死(孤独死)がおきたら甘く見ることはせず最終的にまたひとが住めるようにすることが大家との円満解決への道筋となっていきます。
自宅死(孤独死)のにおいの発生源を処置して部屋にはいれるようにする
警察の遺体搬送後に入出許可がでるまで日数を要します。入室許可がでたら必要な書類などを探すために入出できるように消毒や一時的なにおいを防止する施工をします。
消毒を部屋全体に散布した後に、弊社独自の消臭剤を散布して一時的にお部屋へはいれるようにします。
その際に腐敗が進んでいて警察より遺体跡を見ないように言われたら無理に見ないようにして弊社が入室して撮影した画像をみて判断することがよろしいかと思います。
遺体跡やにおいは聞いていることと見ることでは違いがあるのでショックを受けてしまって精神的に不安になるようであれば見ないほうがいいという選択肢もひとつとなります。
工期がどのくらいかかるか臭いを機械で測って目安をつける
特殊清掃のにおいと汚れの除去はよほど軽微な以外(死後数時間、体液漏れなし)は、1日で臭いが取れるということはありません。
これは、遺体が腐敗するころにはもう臭い(腐敗臭)が発生しているからです。腐敗臭の前に筋肉の緩和によって漏れ出る尿臭が始まっています。体内に尿をとどめていると急速に腐敗が始まり内容物による感染症が懸念されますが腐敗臭の前には尿臭が先に出てきます。
特殊清掃では、最初にどのくらいの臭いがあるのか機械で測ることによって経験により工期の算出ができるようになります。ここで大切なのはオゾンを1~2日焚いたからといって臭いが取れているといったことはないということ。
オゾンは酸化物質で連続で焚きすぎればせき込むような体調不良にもつながっていきます、臭覚が利かなくなり一時的に臭いがとれているという感じになるのです。
臭気測定は作業の最初と最後でおこなってきちんと臭いがなくなったことを表すことができます。
臭気が何百ppmであれば何週間でにおいをおとすことが可能になりますが、何千ppmという値になってしまうと1カ月以上の期間を要するといったことは少なくありません。臭いのデータは遺族と大家で訴訟問題になった場合でも必要となりますので必ず機械で臭気を計測してくれる業者が安心だということになります。
特殊清掃の前に遺品整理をして遺品を処分する
一時的に感染症の対策と防臭をおこなった後に部屋にはいれるようになったら遺品整理をしましょう。クリーンサービスはご遺族が部屋にはいれる場合には一緒に遺品整理をおこない「いるものと、いらないもの」をわけていきます。
大切な書類「登記簿や権利書」賃貸契約書や貴重品など探しておくものは私たちにお任せしていただくこともできますが自分たちで少しでも遺品整理をやってあげたいと思う気持ちを尊重しつつ一緒にできる方は一緒に遺品整理をすることもございます。
そして、脱臭をする際に薬剤や機械は部屋の中に物がない状態で使用することが基本になっていますので遺品がなくなってから脱臭工程にはいっていきます。
遺体があった場所の特殊清掃を実施する
死後ある程度日数が経過している場合には部屋中にハエが飛び回っていることも、ウジがはい回っていることも少なくありません。ハエは足についた体液などを窓やカーテンなどにひろげてしまいます。そしてウジもはい回って隙間に入っていってしまいそこでサナギになって成虫へと変身していくのですが隙間に入る前になるべく駆除することがのぞましいです。
遺体跡の体液もなるべくしみ込む前に染み抜きをして洗浄を繰り返しながら体液の除去をしていきます。ここできちんと洗浄をしておかなければ脱臭工程でいくらオゾンを焚いてもにおいが取れることはありませんし、臭い戻りが出てくることもあります。
他業者が施工した現場の再施工に伺うと、体液の洗浄をしっかりとやっていない現場が目立つので徹底的に遺体跡を施工することが次の脱臭工程に進める作業になるということです。
部屋の全体についた臭いを清掃する
先ほどの項でも触れたように遺体を食して生まれたウジやハエは部屋全体に臭いを広げていってしまいます。遺品にもぐったり手や足を遺品で拭いたりしながら部屋中が腐敗臭で充満するようになってしまうのです。
そのために遺品整理をして臭いがついてしまった遺品は処分して大切な書類などは引き上げるなどして対応策をとることが必要です。
遺体跡を洗浄し終わったら部屋全体についてしまった臭いの除去をしていきます。これは一つ一つ丁寧におこなっていかなくてはならず普通のハウスクリーニングのレベルとは異なります。設備となるキッチン・トイレ・お風呂などの清掃はもちろんのことですが壁紙(クロス)の洗浄をしなければ臭いが落ちることはありません。
壁紙のクリーニングは何度かの工程にわけて入念にやっていきます、天井から薬剤を散布して反応するまで待ってから拭き、次の薬剤を散布して反応を待ってから拭き、また散布して拭いてを臭いがなくなるまで繰り返し行っていきます。とても手間がかかるので単日でおわることはありません。
乱暴に部屋中のクロスをはがす業者もございますが、クロスをはがしてスケルトンにしたからといって臭いが取れるということはまずないでしょう。臭いをとるには下作業があるからその後の作業が成り立つのです。
一箇所ずつ脱臭をしていく
もしも、1ルームの部屋の和室で亡くなっていてキッチンが臭いがしないということはありません。大体の賃貸の物件の部屋は玄関を入ったら部屋の手前にキッチンがあると思います。
玄関の隙間が換気扇代わりになって気流が部屋から玄関に流れていき臭いもキッチンを占領することになります。まずは臭いの元の遺体跡を重点的に処置をおこないそこが終わったら次のキッチンの臭いとりをするといった工程が発生します。
トイレで亡くなっていればトイレをはじめに特殊清掃をおこない、次に部屋全体の脱臭をしていくといった感じです。
全部をいっぺんに脱臭しようとしても臭いの強いところを処置していないので何べんやっても振り出しに戻ってしまうのです。ですので遺体跡をまずは脱臭してからほかの場所に取り掛かるのが正解といえるのではないでしょうか。
弊社ではそのルールを徹底しておこなっているので臭いが戻ってしまうといったことがありません。
脱臭は2~3日ごとにコンディションのチェックと改善にいく
特殊清掃後の脱臭工程に移ったら必ずコンディションと改善をおこなって調整していくことが必要になってきます。特殊清掃が終わってオゾンの機械をポン置きしてしまう人もいますがオゾンというものは酸化物質であって不純物と反応すると硝酸を生み出します。
勝手に空気にもどると勘違いをしている方も多いのですが、オゾンを焚いたら反応物を回収してきれいな空気に活性炭などで戻さなくてはなりません。オゾンを滞留させておいてそのまま健康被害を引き起こす可能性もあるので気を付けることが必要です。
その点を踏まえ機械を使用するには知識や経験が必要になってきます。専門の真似をしてオゾンをポン置きしても臭いが取れることはないし、自分で吸ってしまって健康被害を起こす可能性もあるということを知っておきましょう。
弊社では、薬剤による脱臭をメインにやっており健康被害のでない自然由来のもので対応していますのでオゾンを使用するのは腐敗臭と反応し終わった薬剤の臭いとりに使用するにとどまります。
薬剤で重点的に臭いをとっていくことによって、施工後の臭い戻りということは今までどんな現場でもありませんでした。
オゾンの機械脱臭というのは物理的(もの)に対しては効果がなく、空間の脱臭をするといったものになります。ただ長期間オゾンを焚きっぱなしにするとオゾンの臭い(生臭い)がとれなくなりオゾンの臭いを脱臭しなければならない恐れもでてくるのです。
なので、基本的には薬剤で脱臭の作業をしたら2~3日後にまた臭いを計測して調整してを繰り返して落ちるまで作業することが必要になってくるのです。
脱臭工程の後に臭い戻りがあるかどうかの計測期間を設ける
脱臭工程が問題なく進んで目途がつきましたら、いったん薬剤と機械を使用することをやめて臭い戻りがあるかないかの期間をもうけます。ここで臭い戻りがあるようであればリフォームしても「また、どこからか臭う」といった状態に戻ってしまうからです。
多くの方や業者が甘く見て片付けだけをしてリフォームをすれば臭いが取れると思うかもですが、臭いをとるメカニズムを知らないのでそこを省いてしまって2次依頼となる負のループに陥ってしまうのです。
弊社では臭い戻り計測期間として1週間を要して問題がなければ最終的ない段階へ進み、臭い戻りがあるようであれば施工方法を変えて調整して臭いを落とします。
最終的なにおいを機械で計測して環境基準まで下がったことを確認する
臭い戻りの計測期間後、問題がなければ最終的なにおいをパソコンと臭気測定器で確認してデータをとって終了となります。
その際には環境基準の10ppm~20ppmという基準値に下がったことを確認するようにしています。一般的な家庭の臭気は15ppm前後ですがトイレなどは50ppmくらいはあります。
そこまで臭いを落とすことによってやっと次のリフォームの段階へと進むことができるのです。
もし、手間を省き途中までしかやらない場合は臭い戻りや、そもそも臭いが取れないことを覚悟しておくことが必要であり技術と知識がなければ自宅死(孤独死)の完全脱臭はできないといっていいでしょう。
皆様が臭いが取れないといっている常識は、そもそもが臭いが取れない業者に頼んでしまうことなんです。
特殊清掃作業の流れ
お問合わせ
お電話(フリーダイヤル)、またはメールにてお問い合わせください。お伺いするための日程調整やお名前・現場のご住所・連絡先などをお聞きいたします。
無料現地お見積もり
現場へスタッフが向かいます。依頼者様は部屋の中へ入らなくても大丈夫です。スタッフが部屋の中の状況を確認して作業内容のご説明や脱臭完了するまでの納期、またはすべてにかかる費用のご提示をいたします。
ご契約書発行
作業内容に相違がなければ、お見積金額にご納得いただいてからご契約となります。特殊清掃の工程やオプションや追加料金のなしを確認していただき署名にてご契約となります。
ご契約作業開始
ご契約いただき作業開始は最短で即日、平均的にはお見積もりから2営業日で作業に取り掛かることが可能です。貴重品や重要書類などは別に保管してまいりますのでご依頼者様がわかるようにいたしております。
作業完了とお支払い
完全に臭いをおさえるには2~3週間は必要になってまいります。臭いや虫などが発生しなくなってからお部屋を返却いたしますのでご安心ください。なお、お支払いはお部屋の状態をご確認いただいてから現金・カード・お振込みでのご清算になります。
クリーンサービスが他とはちがう3つの理由
「明日から住める」をスローガンに
東京の実績から東日本全域へ
1都7県を中心に1件1件に丁寧な特殊清掃をご提供し、ご遺族や大家さんがトラブルなくお部屋の契約終了(明け渡し)ができるまで汚れや臭いを完璧に取り除くまで責任を持って特殊清掃をおこなっています。
※トラブル(訴訟問題)になるのは臭いが多いです。片付けだけをしても臭いが残っている状態では次の入居者がはいれないまま部屋が稼働できない状態になってしまいます。
20年以上の実績と研究から生み出した
安全性と臭いを抑える自社薬液
腐敗臭を取り除くには市販の薬液ではそこまで効果が望めません。よって臭い残りや臭い戻りといった2次的被害が出てきてしまいます。
いままで培った経験をもとに研究して分析結果も出ている自社の薬液を使用して臭いを抑えることが可能となりました。
臭いがどれくらいか見える
臭気測定器を使って環境基準へ戻す
見積り時に臭いがどれくらいあるかを測定して「国が定める環境基準」10ppm~21ppmまで臭いを押さえてまいります。
片付けて終わりではなくきちんと臭いまで取り切るのが特殊清掃ではあるため途中で投げ出すことはありません。
ご遺族と大家さんが納得してお部屋の契約終了となることが願いです。
東京の孤独死の特殊清掃の手順と方法を徹底解説します
警察から入出許可がでたら
特殊清掃の前に消毒をしてから入出するようにしましょう。
入室前の初期消毒
入室に関しては、長らく発見されなかった場合にはハエやウジやゴキブリなどが発生し部屋中に菌をまき散らしてしまうため特殊清掃の初期作業として消毒を散布してから入室します。
保険適用の場合の画像撮影
特殊清掃の場合には保険に加入していれば保険対応ができる場合があります。保険適用の申し込みには室内の画像を保険会社に提供しなくてはなりませんので画像の撮影を行っています。
東京での特殊清掃のご相談からお見積もりまで
警察からの遺体発見連絡
お部屋で亡くなっていて遺体が発見されて警察からの遺体確認の連絡があり血縁関係の確認が済んで、お部屋に入る入室許可がでたら片付けと清掃をするために特殊清掃業者を手配しなければなりません。
事件性がない場合 | 地域により入室許可が出るまで3~4日 |
平均的な場合 | 事件性がなく入室許可まで1週間~2週間 |
DNA鑑定などの場合 | 血縁関係や歯型の一致、入室許可まで何カ月 |
入室許可が出たら
原状回復するまでにどのくらいの作業工程が必要で日数がどのくらいかかるかを確認させていただきます。
懸念されるウイルスの除菌
特殊清掃でお部屋に浮遊しているウイルスで気になるのが大腸菌です。大腸菌はどこにでも存在するウイルスですが便などに触れると猛毒の0-157感染症を引き起こし腸管性出血を引き起こし高齢者では命を落とすこともあります。そのほかに気を付けることは結核菌がある場合がございますのでご注意をされてください。
ご遺族が入出するための準備(独自情報)
孤独死があったお部屋に入る場合は遺体が腐敗していた場合には大腸菌が発生している可能性があり、そのまま吸い込んでしまうと腹痛を起こしたりしてしまうことがございますので十分な用意をして入室することが望ましいと思います。
- 頭髪に臭いが付かないようにビニールキャップ
- 不織布のマスクと鼻栓と耳栓
- ビニールの手袋
- フード付きのレインコート
- 使い捨て出来るような衣類
- 長靴
- ハエなどを駆除するスプレー
東京の特殊清掃現場で培った知識ですが、上記の用意があれば臭いが染みついて帰りに公共交通機関で嫌がられたりすることは少なくなると思います。
東京の特殊清掃の作業工程実績
東京での孤独死の特殊清掃はさまざまなケースがございます。そのケースで作業工程も順番を前後したり完全脱臭するまでに日数が掛かったりすることもあります。トップクオリティーを求めることが依頼者のいちばんの選択になるとおもっています。
間違いのない業者選択
畳の上で亡くなった特殊清掃
タタミの上で亡くなった場合
タタミの上で亡くなってしまっても体液はタタミの隙間から下へ流れて行ってしまいます。タタミを剥がした状態で床板に体液が浸透し洗浄しなくてはならないこともございます。腐敗臭を取り除くには臭いの元を完全に取り除かなくては臭い戻りの原因となり、脱臭と消臭をしても死臭を取り除くことはできません。
洗浄とあく抜き
床板にしみ込んでしまった体液は主に血液と脂です。脂が混ざった体液は床板に浸透してしまいヌルヌルとしたまま乾燥することはありません。洗浄した後に丁寧にあく抜きをして床板から脂を抜いていきます。日数はかかりますがこの工程をしなければ臭いを抑えることはできません。
洗浄後の脱臭工程
床板を洗浄して丁寧にあく抜きを済ませたらここでようやく脱臭工程に移っていきます。脱臭には手作業とオゾン脱臭機による施工になりますが瞬間の臭いを取るのではなく何日かオゾンを掛け、反応時間を置いて様子を見ながらオゾンを掛け、反応時間を置くといった繰り返しの作業で臭いを落としていきます。
最終確認
臭いを家庭臭レベル10(指数)以下まで落とすようにできたら新調したタタミを入れます。臭いが取り切れてない状態でタタミを入れてしまうと死臭がタタミに付着してしまってタタミの臭いと混ざって複雑な臭いが空間に漂うことになってしまいますので完全に臭いを取ってからイグサの臭いで空間が満たされていきます。
技術を出し惜しみしない
床の上で亡くなった特殊清掃
床上の洗浄工程
床上(フローリング)で亡くなってしまった場合には床だけを洗浄してフローリングの隙間から下地の床板へ体液が流れて行ってしまってることがございます。長期間発見されなかった場合などでは確率的に床下へ流れている場合がおおくフローリングを一部切開して下地をコーティングする処理が必要となります。
床下の洗浄と防臭施工
発見が長引けば長引くほど体液がしみてしまう範囲は広がっていってしまいます。早急な対処であれば広がらずに最低限の施工で済むのですが床へのしみ込み範囲が広い場合には床板と根太をコーティングして消臭しなければ臭いが収まることはありません。
防腐処理
床下には根太と呼ばれる棒状の木材があります。根太に体液がしみ込んでしまうと木材自体が腐ってしまうのであく抜きとコーティング施工をして臭いがしないように抑えていきます。その後に脱臭のためにオゾン脱臭で脱臭と反応を繰り返しながら様子をみて大丈夫のようであれば明け渡しとなります。
トイレやお風呂の特殊清掃の事例
お部屋ではなく、トイレやお風呂で発作を起こして亡くなることは少なくありません。その場合には浴槽の中の水やトイレの下水を警察が遺体搬出の際に流さなくてはならない場合がございます。
排水管に体液が流れてしまうと排水管に腐敗臭がついてしまったり、排水管が詰まってしまうことがございます。まれには排水管から隣の部屋に臭いってしまうことがあるために排水管洗浄を行わなければならない場合があります。
そういった場合も弊社では消臭するために排水管洗浄を行っています。
排水管清掃
排水管高圧特殊洗浄 60,000円
トイレやお風呂で亡くなった場合には排水管の中に体液が流れます。体液は脂のようなドロドロとした粘着液になっていますので水で流してもはじくために臭いの除去には至りません。ウジやゴキブリは汚れている排水管に好んで生息します。亡くなってそのままにしておくとゴキブリの大量発生やハエの発生などで入居者を不安にさせてしまうことになります。ほとんどの業者は錠剤で流し込んで排水管を洗浄しようとしますがすすぎが甘いために排水管をサビさせてしまいトラップがサビて何カ月かすると破壊させてしまうことになります。
そのため、東京の特殊清掃の専門家である私たちは排水管の高圧洗浄で臭いの元を除去し、排水管を傷めずに完全に脱臭することができることに成功いたしました。ご遺族も大家さんも急なことでご心配はあると思いますが専門業者の私たちにしかできない脱臭と消臭の技法を惜しみなくご提供いたします。
排水管洗浄をおこなうことで臭いが排水か匂ってくることはございません。完全消臭はとても手がかかります、ここまでおこなう東京での特殊清掃業者は数社しかありませんがお見積もりの時にどこまでやってくれるのかを確認しておくことで臭いが取れていないといったトラブルを避けることができます。
浴槽の中で亡くなってしまうと浴槽内や浴室内に無数のウジが湧いて、配管内までビッシリとウジが這いまわってしまいます。そのため配管内についたウジを剥ぎ落すために配管内洗浄をいたします。浴室だけを清掃しても配管内でウジがへばりついて臭いを発生させているので配管から臭いが上がってきたり、配管をつたい別のお部屋にまで臭いが上がってしまうことになってしまいます。
下流際に網を用意して取り切ったウジを処理します。
こんな業者に注意してください。
浴槽内で死亡して警察が遺体搬出のために栓を抜いた場合には、浴槽内パイプや排水管パイプなどが詰まってしまうことがあります。経験の浅い業者では臭い取りのために漂白剤や粘り気のある液体などを流して十分なすすぎをせず排水管や排水トラップなどがサビだらけになって折れてしまい漏水などの被害が起きてしまうことも現実に起きている事例です。
特殊清掃の施工方法(壁紙洗浄)
お部屋の中で亡くなってから日数が経過している場合、壁紙などに臭いが付いてしまいます。壁紙の臭いを取るためには洗浄して徹底した拭き取りが必要になります。
特殊清掃の業者に頼んだけれどにおいが残っている
上記は清掃後によくあるご相談内容ですが、多くの業者が壁紙の洗浄と拭き取りをしっかりとやらないために「臭い戻り」「脱臭不備」という結果になっています。クロスを剥がさないと臭いが取れないのではなく脱臭工程をやらないために臭いの問題が解決されないのです。
壁紙は張替えの場合が多くあると思いますが、職人さんが臭いを気にせず部屋に入れるためや近隣に迷惑を掛けないためにも完全脱臭に向けて必要な作業となります。この工程をやらなければいくらオゾン脱臭機でオゾンを焚いたとしても完全脱臭できることはありません。
特殊清掃後の光触媒施工
孤独死をしてお部屋についてしまった臭いを丁寧に脱臭した後は、光触媒でコーティングすることで消臭効果が持続します。光触媒の効果は大きく分けて3種類ございますが耐久年数が3~5年と長いのが魅力です。
抗ウイルス効果
光触媒でできる抗ウイルス効果ですが、光触媒はウイルスなどの有害物質に反応します。反応した後は水や二酸化炭素に分解されあらゆるウイルスに効果的と言われています。
防カビ・除菌効果
光触媒の効果として2つ目はよごれや雑菌などの繁殖も抑える効果です。
脱臭効果
光触媒コーティングはニオイに反応する性質を持っているため、たばこ臭、ペット臭、生ごみ臭、家庭臭といった匂いには高い効果を発揮いたします。
業者選択を間違わないように
東京の特殊清掃業者は検索するとたくさんの業者が出てきますがその中で大家さんとご遺族がトラブルにならないような施工ができる業者は当社を含めて日本全国で数社しかありません。
近年は資格ブームで民間資格を売りにする業者も多くなりましたが協会自体が経験が浅く技術も乏しい業者が不完全な施工をして2次依頼することが増えてまいりました。
長期間発見されないままお部屋で亡くなっていて体液が床下に流れている場合には床下に浸透してしまっている確率はとても高く床下を洗浄しなければ臭いもおちることはありません。しかし、リフォーム業者や安さを誇張する業者ではしっかりとした仕事はせず臭いも残るため2次依頼となるケースがあります。
床を開けてみると洗浄した形跡もなければ臭いを抑えるコーティングもしていない事例がありました。
ただ単に床を張り替えただけでは臭い戻りがあり次の入居者も異臭に気付き大家さんは苦情に悩まされる事態となってしまいます。その原因のおおくが最初からまちがった選択をしてしまうことになります。経験がなければどんな業者が施工しても臭いがおさまることはありませんし建物の腐食につながり建物の傷み具合が増してしまいます。
大家さんとご遺族の補償問題もエスカレートして訴訟にも発展するケースが増えてきています。そうならないためにも誤った選択をしないことが求められます。
特殊清掃の流れと遺族ができること
東京で特殊清掃が必要になったら
- 0120−973−548にお電話ください。
- もしくは、メールにてお問い合わせください。
お電話でお聞きする内容
- ご依頼先の状況
- ご依頼者様のお名前
- ご依頼先のご住所
- お電話番号
- お見積もりのスケジュール
お見積もりのお伺い時に必要なもの
- ご依頼先のカギ
- 状況のご説明
- 残すもの、残さないものの打ち合わせ
- 納期に関する調整
- 費用のご提示
特殊清掃作業の流れ
- 立ち合い、立ち合いなしで遺品分別
- 貴重品の捜索と選り分け
- 全体的なハウスクリーニング
- 脱臭作業(1日~2週間)
- 部屋全体の除菌と抗菌作業
選り分けの詳細
- 写真やはがきなど
- 現金、クレジットカード、ポイントカードなど
- 貴金属や記念品
- 土地の権利書、賃貸契約書
- 印鑑、貯金通帳
- 故人のゆかりのもの
特殊清掃終了時
- お部屋の確認、明け渡し同席可能
- 貴重品や形見の確認
- 書類・通帳・印鑑などの有無
- いるものといらないものの選別
- 現金・カードでご清算
- カギをかけて終了
ご契約後に遺族がほかにできること
- 電気・ガス・水道の停止連絡
- 近隣・故人の友人へ挨拶
- 故人の死亡後の手続き
- 作業を任せて買い物に行ける
- 火葬や葬儀への出席
予定の報告
- 大家さんや管理会社に明け渡しの連絡
- 親戚への予定の連絡
- 納期まで家で待っていられる
- 故人の友人や勤め先への連絡
各種立合い
- 電気・ガス・水道の終了立合い
- ケーブルテレビの立ち合い
- 郵便物の転送
- 大家さんへの賃貸契約終了立合い
遺品整理が終わったら
- 故人の仏壇に報告
- 親族に報告
- 写真を見ながらゆっくり偲ぶことができる
- 相続の手続き
完遂するプライド
作業前後で臭気測定
私たちは孤独死の清掃業者として現在まで22年間もの間、多数の事案にたずさわってまいりました。その中には見たこともない争いも目にしてきましたしご遺族とオーナーが納得するような作業を現場が終わるたびに考えてきました。
特殊清掃の臭いの見える化
人間の鼻では詳細な臭いは感知できないのですが、臭いがどれだけ抑えられているか数値で見ることができます。
臭いというのは個人差があって数値で0だとしても初めの臭いを嗅いでしまうと脳が覚えていて部屋に入るとその臭いがよみがえり、なんか臭いがしていると感じます。
臭いがどれくらい違うのかを作業前と作業後で分析することによってパソコンに保存していきます。臭いの見える化を行うことで安心して次の入居者に住んでもらえます。
臭いの見える化によって大家さんと遺族のトラブルがなくなります。
東京の特殊清掃の実際の現場の施工例
東京で特殊清掃をご依頼いただいた実際の施工例をご紹介させていただきます。
施工事例1.東京都内でベッドで亡くなられた特殊清掃
親よりも子供のほうが先に逝ってしまったこころが傷む特殊清掃の事例
お見積もり内容はいかのようなものになります。
- 体液で汚れてしまったベッドの処理
- 遺品は残すものと処分するものを一緒に分ける作業
- お部屋を返却するためにハウスクリーニングと脱臭処理
発見するまでに1カ月ほど掛かってしまいベッドは体液を吸って重たくなっていました。親御さんは自分たちよりも若いから大丈夫だろうと思っていたら現実は無情にも順序の違うことを突き付けてきました。
遠方より最後だからとすべてを処分する前に遺品を一緒に分ける作業をして残すものだけを後日配送させていただきました。
施工事例2.東京都内でお部屋で亡くなった特殊清掃と脱臭
「また今度ね」が最後の言葉になってしまった、2週間後に部屋に行ってみたら遅かった。
お見積もり内容は以下のようなことになります。
- 遺品を残すものと処分するものを一緒に選別
- シミになってしまった畳の処分
- お部屋の脱臭処理
発見まで2週間となってしまいましたが部屋に行って近況報告などをして、また今度ねと言って分かれた夜が死亡推定日だった。連絡がつかなくなって部屋に行ってみたらもう亡くなっていて腐敗が進行していた。
施工事例3.東京都内で亡くなった部屋の特殊清掃
和室のカーペットの上で亡くなっていました。
お見積もり内容は以下のようになります。
- 発見が早くタタミまでは染みてなかったので軽度の清掃
- 遺品の処理
- 清掃前後のお部屋内消毒
発見まで2~3日ということもあり、タタミまで染みてなかったためジュータンの処理で済みました。臭いが若干あったため軽度の清掃と消毒の散布で終了いたしました。
施工事例4.東京都内で物だらけの中で亡くなった特殊清掃
死因は大動脈解離でした。家族が駆け付けた時には雑然としたものの上で亡くなっていたということ。
お見積もり内容は以下のようなもの、
- 遺品整理をする前に消毒を施す
- 残すものと処分するものを分ける
- 物を処分して部屋の清掃と臭いを脱臭する
物が多かったのでいるものといらないものを分けることに時間が掛かりました。賃貸のお部屋を返却するために部屋内全体の清掃と脱臭をして問題なく大家さんへ返却できました。
施工事例5.東京都内の浴室で亡くなった場合の特殊清掃
死因はてんかん発作による溺死でした。しばらく連絡が取れなかったので部屋に行ってみるとみるに堪えない姿で浴槽で亡くなっていたそうです。
作業のご提案は以下のようなもの
・作業前後に浴槽と浴室の消毒
・浴槽と浴室の洗浄と臭い取り
・排水溝の配管高圧清掃
作業期間は臭いを取るのに1週間を要しましたが結果的に元通りになりました。排水を抜いたことによって近隣へ臭いが伝わらないように排管高圧洗浄をして終了です。
施工事例6.死後2カ月で発見された場合の特殊清掃
死因は不明、押し入れにもたれかかるように亡くなっていたそうです。
作業のご提案は以下のようなもの、
- 部屋内のものをすべて撤去
- たたみの下にまで体液がしんとうしてしまったので洗浄と消毒
- 長期間の脱臭と光触媒による除菌
結果、近隣に漂っていた臭いもしなくなりウジやハエなども駆除してリフォームへ移り元通りの部屋へ戻っていきます。
施工事例7.死後1カ月で発見された場合の特殊清掃
死因は異常死、夏の暑さもあって熱中症気味だったのかもしれない。
作業のご提案は、
- 遺品を処分する
- 部屋の中すべての清掃と壁に染みついた壁紙洗浄
- 床(クッションフロアー)の張替え
仕上がりまで2カ月を要する現場になりましたが、臭いもすべて落ち切って床も張り替えたので元通りの部屋に戻りました。発見まで1カ月がたっていてドロドロの状態になっていましたが原状回復をしてもどったので遺族も一安心していました。
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