一軒家で親が暮らしていた場所を片付けたい・・・
家族で暮らしていた一軒家を売却するのに・・・
思い出の一軒家を解体するのに・・・
実際に遺品整理をしている専門家がご案内します。
ポイント
この記事は遺品整理人である専門家が実際の現場での知見を遺品整理で困っている方へ向けて発信している記事となっています。もし、あなたの周りで遺品整理に困っている方がいたらその人に記事を教えていただけたらうれしいです。より多くの方に記事をお届けし悩みを解決することができればと願っています。
みなさんこんにちは、遺品整理専門家の山本です。私はひと月に一軒家の遺品整理を15件〜20件程度片付けています。最近のおしゃれな一軒家から今では珍しいかやぶき屋根の一軒家と蔵のなかとあちこちに飛び回ってご遺族の代わりに遺品整理のお手伝いができるように取り組んでいます。
遺品整理人協同組合所属
遺品整理人番号 第 00085 号
このライセンスは当社が「遺品整理人」の商標登録を保有し実際に技術を一定期間現場で習得した者のみに与えられるライセンスです。
レポートだけを提出するような民間資格とは違い、技術が所得できなければ発行できないライセンスとなっていますのでご依頼者様に安心が提供できます。
しかし、最近では民間資格を売りにした業者が増えていて有資格者と名乗りあちこちでトラブルを引き起こしているので注意してください。その手口は安さを強調して契約をとり、作業時にオプション料金などと言って増やしていく手段です。
実際に当社の見積金額が30万円だったのですが、民間資格の業者は90万円になってしまったとご遺族にお聞きしました。
実際の画像をもとにご説明します。
一軒家で遺品整理をするには人手が必要になります。ひとりで作業をすることもできないことはないのですがなかなか思ったように終わりません。2階に上げた家具など、階段を通らなければベランダから吊り作業で窓から入れた可能性も古い一軒家にはよくある光景です。
むかしの一軒家によくあることですが、高度成長期にはやった婚礼タンスが1階にあるわけではなく主に2階に鎮座してあることがよくある風景ですがこれをそのまま階段から1階におろすことはお城のような家に住んでいない限りどこのご家庭でも不可能です。
もちろんこのままおろすことは、ひとりではできませんので解体してバラさなくてはならないため慣れていなければ時間がかかり1日この解体時間に費やしてしまうこともあります。
左のタンスは上の天板としたのゲタ板と3つの収納がセットになっていて分割できるのですが高さがあるので解体しても高さが通る建物でなければ階段でおろすことが不可能です。
右のタンスは天板、ゲタ板、上、中、下と分割されますのでこちらは高さがない分ふたりいれば階段でおろしやすいと思いますがしっかり作ってあるために重量があります。
階段でおろす場合にはどちらかが持ち替えたりすると相手に負担がかかってしまうため腰を痛めてしまうことがありますので注意しましょう。
階段で降りなければ吊り作業
婚礼タンスが分解しても階段で降りない場合には吊り作業でおろすことになるのですが、ベランダからおろす場合にはベランダの老朽化をしっかり確認して作業ができるかどうか見極めることが必要です。
婚礼タンスを吊り作業で入れた時はベランダも新しい時かもしれません。築年数がたつにつれてベランダの足の鉄の部分が錆びて弱り重量のある婚礼タンスをおろすと同時にベランダごと落ちてしまうことも懸念されますのでベランダのコンディションチェックは欠かさずにやりましょう。
ベランダの足が錆びていたり建物につなぐネジがない場合にはベランダからの吊り作業は絶対にしないようにしましょう。ベランダごと落下する恐れがあります。
どうしても降りなければタンスを解体
母親が家に嫁いで来た時の思い入れのあるタンスですが通常に降りない、吊り作業でも降りない場合は最終手段としてタンスを解体して板にして降ろすといった手段ですが、あまり思い入れのあるものを解体することは業者であっても進んでやりたいことではありません。
しかし、置いておいても仕方がないので派手に解体するのではなくそっと解体する方法をとります。タンスを解体するのにはタンスの下に布団を敷いてできる限り衝撃を布団で吸収します。
そして、家の解体時に使うような長いバールでテコの原理を使いながら外側の板を剥がしていきます。中の引き出しの板などは軽い材質でできているのですが重さを占めているのは周りの材木ですのでそれらを取り除くように解体していきます。
しっかり作ってあるので短い家庭用のバールですと簡単には解体できません。テコの原理も通用しなくなってしまうために2度手間、3度手間を引き起こしてしまいます。
解体する場合には、壁に穴を開けないように部屋の真ん中付近で布団を下に敷き、できる限り衝撃を抑えるようにしましょう。
一軒家は押入れも重要
一軒家には腕のあるむかしの大工さんが収納を広く作ってあることもあり布団以外になんでも詰め込んでしまっていることがあります。それらを分別して処分するには大変な労力が押入れだけでかかってまいります。見た目は簡単に見えても「分別」があるとひとりでもかんたんにはいきません。
押入れ収納というのは大変便利で主に布団などを入れておけるのですが部屋を広く使いたい場合などは布団以外のものを押入れ収納に入れて部屋の占有面積を広げることもできるためになんでも入れてしまうことが最近の傾向となっています。
そのために、分別という手間がありそのまま持ち出せる場合を除き可燃・不燃・粗大ゴミなどに分別しなければならないケースもあります。
一軒家あるあるはこれ
ひとりで一軒家の遺品整理をやっていて「まいった」と思う瞬間がこれではないでしょうか。
外にある物置、何が入れてあるかわからないし錆びていて扉が開かなかったり開けたらヘビやネズミなどがいたりできればそのままどっかに捨ててしまいたいくらい。
中のものを処分できたとしても物置の解体まではできないし、長年外で耐えてきた錆びついたネジが回らないからバラバラにすることができない。これは一般の方だけが苦労するのではなく業者でさえも苦労する一品。
途中までネジが回ったと思ってもその先からネジが回らなくなったりして結局サンダーで切断したりして面倒のかかるもの。そして、物置だからあまり入っていないだろうと思っても実は収納力はものすごく高く部屋よりも入っているんではないかと感じるくらいの収納力。
物置は手こずる確率が高いので解体は一番最後にすることが望ましいかもしれません。もしくは人数がいれば同時並行でやるのもいいのですがそう簡単には解体できないので時間がかかることはご承知の上作業することが望ましいでしょう。
9割の業者は計算できません。
遺品整理業に転身し近年参入してくるほとんど(90%)の業者は計算ができません。なぜならば、押入れだけで何立米(ナンリューベイ)あるかわかっていないためパック料金や部屋単位の料金という安易な料金を提示してスプレー缶や処理困難物などを理由づけにオプション料金として増やしていくのです。
通常の計算は、
容積の計算は通常M3(立方メートル)かCFT(キュービックフィート)という単位で表示され、1㎥が最低料金で1㎥がどれだけあるかにつれ料金が上がっていきます。1㎥の目安は間口一間の押入れの4分の1の大きさが目安です。
押入れの一間のスペースは、間口が160〜180㎝程度で奥行き80〜90㎝、高さは上段が90〜100㎝、下段が65〜75㎝のものが一般的です。つまり、上段がやく1.4㎥、下段が1㎥で上下で2.4㎥の容量がある計算です。2.4㎥は押入れすべて隙間なく活用できれば効率的ですが、すきまがあり空間があればその分の容積は料金計算には該当しないことになります、つまりは、
パック料金や部屋単位の計算方法の業者は空間も料金に入ってしまっていることになる。パック料金や部屋単位の業者の大体が計算できない人が見積もりにやってきます。
それをきちんと計算するために当社ではパック料金や部屋単位の料金計算はしていませんので一般的な業者よりも料金に差が出てくるわけです。当社が見積もりで30万円〜40万円だったとしても計算ができない業者では90万円〜100万円という費用になるわけです。
遺品整理業者は専門が1割もいないためこのように詳細を掲載している業者は貴重になりますので遺品整理って書いてあるから依頼するとご遺族が損をすることになってしまいますので専門業者に依頼することをお勧めします。
2年くらいかかる人も、
一軒家の遺品整理はとてもひとりでできるものではありません。そこに家族が住んでいて故人だけの荷物があるわけじゃないわけじゃないので子供が独立するまでに使っていたものやいつか使うだろうと収納に入れておいたものなどたくさん出てきます。
そして子供が独立したからといってそれを処分できる親はあまりおりません。
独立するときに自分で処分しなければ親は捨てずにとっておきますので結局は自分で処分しなければならない。でも、それが親との思い出になって遺品整理の時に見ながらあの時こうだったなと感じたりするんです。
そうやってひとりで遺品整理をやったとしても一軒家の遺品整理は2年くらいの月日がかかってしまうことがあるようです。業者に頼めば2〜3日で片付くとしても慣れていなければ半年〜2年といった期間を遺品整理に費やさなくてはなりません。
業者に依頼するのにも費用がかかります。費用がかかるのは必要不可欠なことかもしれませんが多くの方は業者の選定を間違っていることが原因で費用がかかってしまうのです。
当社と協会に所属する業者がなぜ、そんなに費用が違うのか、
- 協会は集まりです
- 当社は単独です
業者が集まっていれば同じような費用がかかる業者がたくさんいて情報も同じ集まりで共有して費用も同じようになります。しかし単独で協会に所属しなければ費用もかからないようにできるのです。協会は会員費や紹介料がかかってきますしどんな人でも協会を存続させるために入会できますたとえそれが素人だとしてもです。
業者に依頼しないで自分でやっていても大型家具や婚礼タンスなどの解体しなければ出せない、人手が必要なものがあれば頼んでも、頻繁に知人も家族も手伝ってくれない現実も出てきてしまいます。
自分ひとりが暮らしていた荷物を片付けることは労力的にもそれほど負荷はかかりませんが、家族で暮らしていた家(親の家)というのはたくさんの家族の思い出が詰まっている家ですので当然捨ててしまうことに罪悪感や忍びないといった感情も出てきてしまいます。
私たちは遺品整理の専門家としてたくさんの家の遺品を見てきていますが自分で片付けている人がつまずく点は「親との思い出と自分がそこで育ったものを捨てる」といった罪悪感が遺品整理の手を止めてしまうきっかけにもなってしまっていると思います。
しかし、それが遺品整理なんだと思うんです。
親との別れの後に、物との別れがありなかなか手を進めることができないことは当然なことであると思います。
きちんと費用を想定しよう
家にあるものすべてを一度に処分しようと思えば一軒家の費用はかなりの金額になってきます。しかし、それはすべてを処分するという話です。多くの方は業者選定で間違っています。
なぜならば、私たちのように企業努力をして極力処分しない遺品整理もあるからです。見積時に極力寄付できるものなどを見極めて処分費用が抑えられるように計算しているところはあまりないと思います。
見積もりにいって日々感じることは「相談できる見積もり」ではないことを感じます。ただ単にあるものだけを見てご依頼者様が費用をかけないように相談できるような見積もりをしていない。
専門家として感じるのは業者として片付けることは誰でもできるということで、相談できる見積もりは誰にでもできることではないということ。これは会社のセンスがなければできないしパック料金や部屋単位でやっているところではまず皆無となるでしょう。
相談できる見積もりをすれば一軒家の費用も想像よりもかからないで片付けることも可能になりますが、なかなかそのような業者はないので業者選定を待ちがえないようにするしかないのが現実的です。
私たちに依頼されたご依頼者様はなぜ失敗しないのか、「相談できる見積もり」だからです。
「相談できる見積もり」がここだけにある
ご依頼者様のところにいって見積もりをご提示させていただいた時に、「もっとかかるかと思った。とお聞きすることがあるのですが、それは、他業者で見積もりをしたら70万〜100万円とか言われたから同じくらいかなと思っていたという。しかし、実際に見積もりにいってみると30万前後の場所が多い。
一軒家を遺品整理する時にどうしてもきになるのは費用です。その費用をかからないようにするには、
- 協会認定の有資格者がうんたら、なんたらは候補から外す
- 業者紹介サイトはマージンが発生してるから候補から外す
- 一軒家の見積金額が50万以上だったら候補から外す
「最初から頼んでおけばよかった」みなさんがこの記事を見つけて当社に頼まれた人が言う言葉です。なぜならば、どこのホームページを見てもこんなに詳しく情報を提供できる業者はないからです。
人生で何度も依頼しない遺品整理だからこそ失敗してほしくない、長年この業界でやってきているからこそ「相談できる見積もり」があります。どうせならばしっかりやってくれるところに依頼したくありませんか?
もちろん、親によくしてもらった人、よくしてもらってない人賛否あると思いますが一軒家の遺品整理は環境衛生的にも空き家対策的にも災害被害的にもしなければなりません。そのまま放置していてもなんとかなる方法はありません。
空き家にしていて起きる弊害
- ホームレスが住み出し火災やごみ屋敷にしてしまう
- ネズミが発生して衛生的に悪い
- 台風などで近隣へ家のパーツが飛んで迷惑をかける
他にもございますがひと時ならば心配はありません。しかし長期間の場合には注意してください。
家を衛生的に保つコツ
誰も住んでいない家はウイルスなどが発生して久々に家の中に入るとせき込んだりすることもあります。家を一定期間開けるような場合にはバケツに水をくみ、その中に目分量で構いませんので少しのピンクのキャップの漂白剤を入れておくと除菌効果があります。
昔の知恵ですが何もしなければウイルスの中にそのまま突っ込んでいくことと変わりはなく窓を開けるまではその空気を吸い込んでいることになるので一軒家には大概あるであろう余った漂白剤をバケツに入れて除菌剤の代わりに部屋の真ん中付近においておくことをお勧めいたします。おいておくだけで十分です。
私たちは「あなたのお悩みを解決する」遺品整理の専門家です。
遺品整理について
- 自分で遺品整理したいが心情的にできない・・・
- 遠方から何度も部屋に通えない・・・
- あっという間に逝ってしまったので手が付けられない・・・
- 思いやりがあり、信用の置ける遺品整理業者を探している・・・
- 自分たちでやったけどもう無理だと感じた・・・
- その他、遺品整理で悩んでいる・・・
上記のどれかに1つでもあてはまる人は私たちに連絡ください。ご遺族に代わって
専門家として必ず解決へ導きますので安心してください。せっかく遺品整理を依頼
するのにトラブルや業者の選定で失敗をしたくありませんよね?そんなとき、
私たちのサイトを覚えていたら相談してください。現地へ訪問しその場で的確な
「総額の見積もり」をご提示いたします。